ドキュメンタリー映画「The True Cost」が無料で公開されていた

太郎です。岡山でGジャン縫ってます。

アパレル産業は環境に負荷をかけている産業としてだいぶ有名になりました。環境と言うのは地球環境もそうですし、労働環境的にも。それを世界的に広めた映画が「The True Cost」だと思います。アパレルの環境問題に関心のある方であれば知らない方が不思議な映画。少なからずアパレルの世界を変えた映画と言ってもいいです。

概要は↑の予告編で分かります。一番印象に残っているシーンは、予告編にあったバーゲンセールでわっと群がる群衆を上から撮ったシーン

私がこの映画を見たのが2017年かそこらで、ちょうど岡山に移住する前。ネットでオンデマンドで観ました。洋服がこんな環境で作られていたんだとこの映画で初めて知りました。この映画が公開されたのは2015年。今も現状は変わらないんでしょうか。少しずつ変わっていることを願います。

私トゥルーコストを見た後に岡山に移住して縫製業者の端くれとして働くことになったのですが、色んな縫製現場の話を聞くと海外も国内も程度の差こそあれ共通してる部分は多いなと。服を縫う仕事は、仕事自体は尊いのですが実際現場で働く環境としては…若い人の離職率から考えるとお世辞にも良いとは言えず。

ちなみにプラスチックのストローが禁止になる流れは、ウミガメの鼻に刺さったストローを血だらけになりながら引っこ抜く動画のインパクトから始まったんじゃないかと思う私。動画って世界を変えますよね。

ということでこのThe True Costを観たことがない方は一度観てほしいなぁと。少なくとも洋服って人間が縫ってるんだというのだけでも伝わればと。

で、今はいくらで観れるのかなぁと思って検索したら…

え?YouTubeで無料で観れるの?

動画の公開日を確認すると2021年9月20日。ちょうど去年から無料で公開されていた模様。概要欄を確認すると一応ライセンスはクリアしてるらしく。

しかもご丁寧にスペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、英語の字幕まで付いてる。日本語はないけど英語から翻訳された日本語として字幕が表示される。十分。関係ないけど近頃は海外製の電子機器を買っても説明書に日本語版がないことが増えましたね。K-POPも日本語verは作られなくなってきて。日本の存在感が薄れてきて…寂しいけど仕方ない。

とにかくThe True Costが無料で観られます。もしかしたら90分で人生が変わるかもしれません。服飾専門学校の授業で観られてたりするのかしら。まだ観てない方は是非ご覧ください。

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