テスラやBYDのEVの普及がジワジワ進んでいます。
EVを街中で見かけても珍しくなくなりました。
とは言え これまでのガソリンで動く車やハイブリッドカーがなくなることはない、ある程度の割合で残り続けていく…と自動車産業が肝の日本に住む者としては思いたいところですが。
EVが普及すると以下のループが回ることになります。
- EVが普及する
- ガソリンが売れなくなる
- ガソリンスタンドが減る
- 競合が減るのでガソリン代が高くなる
- ①へ戻る
このループが回って いずれEVが大勢を占めるようになるのではないかと思います。
そしてEV化が一気に進む時期は いつ頃か。
トヨタが2027~2028年を目標に全個体電池を実用化するとのこと。
これが本当に実現すると仮定すると、今から4~5年後とのこと。
航続距離は1200km、急速充電時間も10分以下、バッテリー爆発の危険性も低い。
実現したら多分あっという間に普及すると思う。
EVの経済的メリット・利便性とガソリンが手に入らないデメリットが飴とムチ状態でWでやってきたら普及速度は早まります。
トヨタ車ですから安全性もクリアしてることでしょう。
かく言う私もこのタイミングでEVに乗り換えたい。
その頃に果たしてガソリンスタンドがどのくらい残っているか。
ガソリンは電気と違って自分で調達することが難しいですから。
ガソリンスタンドがなくなれば一般ユーザーはガソリン車を動かせなくなります。
蒸気機関車と同じ運命になります。
「昔はガソリンスタンドというところで人が液体燃料を車に入れてたんだよ」なんて言う日がやってくるかも。
一方、電力量が足りなくなるのでは、という心配もあります。
発電に関しては核融合やペロブスカイト太陽電池など技術の進化が著しいです。
全個体電池が普及すれば余剰電力を蓄電することができます。
そしてそれら技術開発の世界的な競争が続いているということは今後も技術革新が続きます。
きっとこの流れは止まりません。
自動車産業の雇用が減ったらどうするかという問題。
人手不足の業界や職種はたくさんあるので、あまり悲観していません。縫製業もその一つです。
飛行機に関しては化石燃料が使われ続けるような気もしますが。でもそれも水素燃料に変えられないんですかね。